Saturday, October 15, 2016

長野県の高校演劇県大会,個人的にここが気になる。2016

ごきげんよう。カサハラです。

県大会まであと1週間!県大会用のホテルの予約を2月にしていたのですが,気づけばあと1週間。早い…。

そして何度も言ってますが,今年はわたくしの真のホーム,レザン開催!!!2004年まで地区大会会場だった場所でまた大会が開かれるなんて!もう感無量(;ω;)感無量でございます(;ω;)(;ω;)ふはー楽しみ~。

楽しみを楽しみーと言いたくて,今年もまた個人的に気になる3校を上演順にピックアップして,当日を待ちたいと思います☆ (2014年版はこちら,2015年版はこちらへどうぞ…。ついでに2016年の地区版はこちらへ。)

1. 長野県木曽青峰高校演劇部『遠藤周作「深い河」より』 原作:遠藤周作 脚色:日下部英司
10月22日(土) 10:00~

今年の中信地区大会のこれと私の仕事がどんかぶりで,観られなかった『深い河』。蒼陵祭で拝見していたけれどそこはまだ製作途中という感じで,完成版のお披露目に立ち会うことができず本当に悲しかったのでした…。(蒼陵祭公演の感想はこちら。)

が!観られる!しかも県大会のトップバッター!やったー(*´∇`*)

なんか,地区大会の写真を長野県高校演劇連盟のwebサイトで見てみると,ちゃんと衣装が付いてる~!!!これまでの逃げの黒(失礼)じゃなくて,質感のある衣装!前回はどちらかというと通し稽古に近い感じだったので,作り手が見せたい完成形を拝めると思うとわくわく!私は後半のチャリーンが楽しみ!!!

私がこの作品と出会ったのは高3の時で,当時の私からすると妻を亡くした男の話なんて遠くてムズカシイ話で,どこがどう良いのかイマイチわからなかったのでした。
「いつかこの作品を舞台に…」みたいな日下部先生の希望というか野望はその昔聞いたことがあったのですが,それでも昨年文学座のとある舞台を観た時に,(やっぱり大人の舞台を高校生がやるのって難しいなぁ~)と思っていたのでした。

がっ。木曽青峰の『深い河』を文化祭で拝見したときは,結構さらっと抵抗なく観られてしまって。なんだろう。「魂」とか,見えない,よくわからないものを扱う話だから,そこまで女子高生という存在が気にならなかったのかも。もちろんそれは,役者さんの力があるからこそなんだろうけど。

多分まつ芸よりレザンの方が舞台装置が映える気がするので,そこも期待です。


2. 長野県松本美須々高校演劇部『イティテンディア』 作:郷原玲
10月22日(土) 12:50~

中信地区大会の大トリがここだったのですが,幕が降りる瞬間に(あっ,もうどうぞ関東へ~)という気持ちになりました。笑
それくらい自由で,できることとやりたいことがマッチしてた舞台。(地区大会の感想はこちら。)

自分達の強みを知っているカンパニーは強い~と,私はいろんなところで口にしているのですが,美須々もまたそう思うカンパニーの一つ。2014年からの美須々を見ていると,いろいろあれこれ手を出して特技を見つけるというよりは,もともとそのキャストさんにフィットしやすい部分を伸ばして伸ばした3年間の集大成がこの舞台なんだろうな。みんながみんな5教科全部できなくても,得意な3教科をみんなが持ち寄れば最終的に強いなということを感じました。

あとたくさん書くとネタバレになるのでちょこっとにしておきますが,舞台装置とスクリーンが好きー。あとあとフォントも好きーーー。舞台装置はぜひ見学ツアーを開催してほしい…。裏側から見てみたい…。ああいうあっと言わせる舞台装置って,高校演劇とかプロの舞台とか,ジャンルに関わらず魅力的!というか本当にどーやって作ったんだろ。すごいな。木曽青峰みたく,これも後半のピコンピコンが楽しみ~。

そんなわけで,郷原先生の部員さん達と芝居に対する愛をレザンで見届けます(´∇`)☆


3. 長野県丸子修学館高校演劇部『HUE』 作:長野県丸子修学館高校演劇部
10月22日(土) 14:35~

こちらはまだ観ていない学校…。丸子修学館と言えば全国大会出場校!でも私は丸修が時代の波に乗っていた時,長野県の高校演劇からはすーーーっかり遠のいていたのでした。『K』もYou Tubeで拝見したくらい…。

その丸子修学館のお芝居が遂に拝める!!

全国大会に進まれた部員の皆さんは既にご卒業されているけれど,丸修の作品選びのセンスや精力的な大会以外の公演(クリスマス公演),そしてその制作なんかは今でもがっちりしているなというのが外のニンゲンにもしっかり伝わってくるのです。

高校演劇の宿命として部員や顧問の入れ替わりが必ずあるわけですが,メンバーが入れ替わってもこれが続けられるのって本当にすごいなーと思うんですよね。「あの部員がいたから」「あの代だったから」って高校演劇ではあるあるだと思うんですが,それだけではなく「公演を打つ」ためのベースの力がちゃんと継承できているカンパニーって強くないですか…。

名前はたくさん聞いていたけれど,ようやく初めましてです。webサイトに載っている作品の説明を読んでも想像がつきにくいのですが,それだけ複雑ってことなのかしら…。とにかく,楽しみにしてますー☆


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はいっ。そんな感じで主観と憶測を100%たっぷり使って綴ってみました。あれ。気づいたら土曜に集中してしまった…。まぁいいや。

長野→東御→塩尻と行くと,改めて長野県大会ってどこでやるのが一番良いのだろうか~と思うのですが,やっぱり高速も電車も使える&間を取って中信地区かな!昨年と違って駅から登山することもないし,盆地すばらしい。笑

レザンは一階から階段を上ってホワイエに行くのが好きなのですが,私がここ数年レザンに行っても階段が封鎖されてて直に一階席に通じる出入り口しか通ってないので,階段を使えるのが今から楽しみです(*´ω`*) 中学生の時に感じたあの高揚感をまた味わえるような気がして。

全国大会のプレプレシーズンの県大会。今年の1年生さんの中には2年後全国の舞台を踏む子がいると思うと,やっぱり全部注目しなきゃですね。出場校のみなさん&運営のみなさんの成功をお祈りしておりますー!
(ついでにカサハラさんはワインと山賊焼きをいただきたーい!笑)

レザンホールの最寄り,塩尻駅です!ちょっとおしゃれぶってるけどちゃんとしたコンビニはありませんからね!←

レザンの客席。この劇場じゃなくてホール感が好き。

夜のりゅーとぴあ。ここへ行ける学校はどこかな。私も行きたいよ~。

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