Sunday, November 30, 2014

映画日和。

今日は『紙の月』を観てきました。

いやほんとは,別の映画を観る予定だったのだけど,予想外にチケットが売れてて観ることができなかったのです。

でもこっち観れてよかったー。
感想もmemo/かんげきに書きましたので,どうぞ。(こちらでございます。)

宮沢りえ演じる主人公が「梨花(りか)」なので,池松くんが「りかさん」「りかさん」というたびにキュンとしてました。笑

いやしかし,『私の男』を観たときも思ったのですが,なんていうか…濡れ場のシーンを観ても特に何も動じなくなってしまったのは,私が大人になってしまったということでしょうか…。笑
心の中で(キャッ!)とかもなく…,ほんとに…あまりにも心が反応しなさすぎて,そろそろまずいんじゃないかと思い始めてきました…。どうしようどうしよう。←

でも,そういうシーンじゃなくても心がきゅううとなってるのは感じるから,いっか。
今季のテレビドラマ『Nのために』が毎週の楽しみです。賀来賢人くんにときめく日々です。笑


+++

来週末は,日帰りでふらっとホームへ凱旋してきます。
私の全てだったところへ。
私を見つけてくれたところへ。

あなたがいない場所でも,
せつない気持ちになるとわかっていても,
逃せばもっとせつなくなるって知ってるから。

だって私はカサハラリカだから。

Saturday, November 29, 2014

Real Time

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こまらせていることに       
       

こまっている。




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Wednesday, November 26, 2014

さむいよーぶるぶる。

寒いですねこんばんは。

東京といえども、エアコンだけでは厳しいです。
さっきついにセラミックヒーターをAmazonでぽちってしちゃいました。早く届いてほしいです。

長野県のみなさまは、地震だいじょうぶでしたか?今更ですが……。

私の実家は震度5弱に見舞われたらしいですが、なんともなかったようです。揺れた方向に救われたのかしら。多分ある一定の方向で、食器も仏壇も被害が出ると思うんだな。

(そうそう。高校の部活の現顧問と連絡が取れないので、地味に心配。。。)

阪神淡路大震災のときは、一階で寝ていたお年寄りが多く亡くなり、二階で寝ていた若い人が助かったと言われているので、親には二階で寝てほしいと日頃から思っているのですが、母はなかなか聞いてくれません。一階で生活する便利さを知ってしまったようです。

なーんか、糸魚川ー静岡構造線を見ると、実家も、18歳まで過ごした松本や高校のあたりも、それはそれはきれいに線が引かれているので、絶望的ですよね。

私の母校はいつか無くなるだろうと思っているのですが、統廃合でなくなるより、いっそのこと倒壊して無くなってしまえばいい。
なんて思っちゃいます。

東京にいても首都直下型地震が来るだろうし、仮に地元に戻っても、この地震が来るんだろうな。
もう、早く死んだ方がお得なんじゃないかとまで考えてしまうのです。笑

先日観た『トーキョー・スラム・エンジェルス』のような世の中もやってくるだろうし……。

絶望的!!!笑




はー。
さむいさむい。
お風呂入ってこよー。

Monday, November 24, 2014

公共劇場専属のカンパニーが数年間の企画として終わらないためには何が必要なのか。

私は松本出身なので,全国に存在する公共劇場の一つであるまつもと市民芸術館には,とても愛着があります。

このハコは,私が高校生のときに開館しました。そこから松本が“芸術に触れる頻度”はずいぶん上がったと思っています。

開館前には,東京に出かけて観劇することが何度かありました。高速バスに乗って3時間揺られ,さらに新宿から慣れない満員電車に揺られ,目的の駅に着いて,そこからまた少し歩く。それが松本だけで生活している高校生にとって,どれだけ大変なことか。チケット自体は安くても,その2.5倍くらいのお金を用意できないと観に行くことができませんでした。

劇場がオープンすると,作品が松本にやってきます。
私達は学校帰りに直接お芝居を観ることができるようになりました。
それがどれだけ贅沢なことか。
松本は東京にはなれないけれど,東京(という名の文化の発信地)のかけらが,自分の暮らす街にやってくる。
それがどれだけ贅沢なことか。


かつて世田谷パブリックシアターができたとき,当時の芸術監督の佐藤信さんは

“劇場を生んだ親が行政なら,育ての親はお客様です”

みたいなことを仰っていました。これはどの公共劇場においても言えることだなーと思います。

そう。地方は東京にはなれないし,その土地で生まれたハコが生きていくためには,その地域に根付いていく必要があります。
松本だったら,たとえばサイトウキネンで使われてこその劇場だなって思いますし,そうして私達が足を運ぶことによって,まつもと市民芸術館をまつもと市民芸術館にしていくのだと思います。


さて,公共劇場は公共劇場なので,ミッションのひとつに市民に文化的なモノを還元するという役割もあると思います。民間のハコが,どちらかというとお客さんの来館を中で待っているところだとしたら,公共劇場はその中身を,外に向かって市民の近いところへお届けするところなのではないかと思います。

しかし中身は器がないとこぼれてしまう…。その器を担う存在が,劇場専属のカンパニーなのではないかと私は考えています。

劇場の稽古場を使って稽古し,ホールを使って発表する。
多少流動的であっても,ほぼ同じメンバーで作品を作る。
枠があるから,質が安定する。
ブンカブンカと言っても,たとえば毎回メンバーが変わるだとか,そもそもメンバーが作品づくりに集中できないような環境であれば,それはただの“ちょっとした企画”で終わってしまうように思います。

まつもと市民芸術館のTCアルプ,静岡芸術劇場の劇団SPAC,水戸芸術館の劇団ACMなど,いろいろ専属カンパニーというものがありますが,そういう視点で見ると,日本で一番しっかりしている公共劇場専属のカンパニーは,りゅーとぴあのNoismかなと思います。
(といっても私は全国を網羅しているわけではないので,本当に偏った情報の中で書いていることをご了承ください…)

Noismはお芝居のカンパニーではなく舞踊集団なので,他と同じ基準で比べることはできないのですが…公共劇場専属という括りとして見た時に,ここだろうなと思うのです。
大きな理由は
①外に発信し続けていること
②レパートリーがあること
でしょうか。

①は,もうそのまんまで,新潟県内外で公演をどんどん打っていることですよね。私は初めてNoismを観たのが2008年。東京でしたが,2004年に松本に来た時からずっと気になってました。
新潟で作ったものを外に持ち出して,外のひとが評価して,それをまた中に持ち込んでくる。どちらにも,常に新鮮で洗練されたものを持っていけるんじゃないかなーと思います。

②は,安定の表徴というか…。良いものは,繰り返されるものだと思うのです。繰り返されるというか,より多くの人に味わわれるもの。文学の名作はずっと教科書に載っているし,音楽は演奏されるし歌われるし。でもお芝居やパフォーマンスは生を共有する媒体だから,結果再演という形で,繰り返される。味わうことができる。
でもこれって,さっき言ったように毎回人が変わっちゃうとか,何年かしたらメンバーの大半がいないとか総とっかえだったら,ムズカシーことなんだろうと思います。

こういうところが,公共劇場専属のカンパニーが“ちょっとした企画”止まりにならないために必要なんだろうなと思います。
あと,すごく重要なところで,おかね。生きていくための,おかね。

役者もニンゲンなので,ごはんも食べるし生き抜きも必要だし。その地盤がないと,いいお芝居つくるぞって言われても難し…そう。

風の噂で,水戸は公演の有無に関わらず,一定のお給料が毎月出ると聞きました。ほんとだったらだいぶありがたい話だろうなと思います。お金のあるなしは心の余裕に直結するんだということを,社会人になってかなり実感しています。
良質な文化を発信するための器を担うニンゲンの財政的な基盤を担うことも,カンパニーをマネジメントするひとびとの役割なんだろうなと思います。


役者は使い捨てじゃないし,カンパニーが成長するということは,そのメンバーが成長するということ。カンパニーや役者は,その地域の文化そのもの。
だとしたら,マネジメント側はそれらカンパニーや役者を大切にするために,地域に根付けるような枠と見通しが必要だと思うのです。

自分で書いててムズカシーと思い始めてきたので,この文章はこれでおしまい。
また書きたくなったら,ここに足していきたいと思います。

もっとシンプルに生きたい。

昨日(土曜日)観たおしばいと、
そのあとごはんをご一緒した方のことばで、
思った。

もっとシンプルに生きたい。

あと、後悔したくない。
一年後やもっと先のことも大切だけど、
今ここで起きていることも大事。

良い意味で刹那的でいたい。

+++

文化格差のはなし。

東京に文化が集中してしまうってはなし。

しました。その通りだと思います。


公立出身はつまらないってはなし。

わかります。スタンダードはあっても、鋭角がないかんじ。
利益より自分のやりたいこと見てるかんじ。


いろーんなひとと話した方が刺激的だってはなし。

そのつもりでいたけど、ついつい狭い世界にはまってしまう。



昨日出たはなしのあれこれ。

詳しく書く時間は、今はないけど、忘れたくないから概要だけ書いておこう。



これらを踏まえて、
日本で一番成功している公共劇場専属のカンパニーはNoismだと思ったのです。


おやすみなさい。

Friday, November 21, 2014

私は何と戦っているの?

ずうっと前ならそれがすぐ言えた。

何と戦っているのか。

誰と競っていたのか。

でもそれは終わりがなくて、

だって私がほしかったのはきっと、過ぎ去った、失われた時間だったから。

あなたのことがほしいんじゃなくて、
あなたとの時間がほしかったんだから。




取り戻せない明日が、こっち見て笑ってる。




永遠に来ない明日。

それでもやってくる朝は、願うものとは違う明日。



もう今、自分が何を願うのか、どうなりたいのか、わからない。

どんなふうに流されたいのか、何と戦っていくのか、わからない。

でも、まだこの河をたゆたいたい。




はー。

こんな思考に陥ったときは、

全部冬のせいだと思うことにしたんです。

Thursday, November 20, 2014

まるで命日か誕生日かなにか。

毎年この日がくると思い出す。

とっても素敵な場所でお芝居させてもらったこと。

誰か覚えている同期とか、先輩とか後輩はいるのだろうか。



思い出が今の自分を支えているというのは、
なんだか内に内にベクトルが向かっている気がして、
なんだかよくないんじゃないかと思うのだけど、

そうやってすがれる思い出があるだけで、まだいいのかなって思います。

おもうというか、今日職場で話してて、そう言われました(笑)。
なるほどなって思いました(笑)。





うれしいことも、
かなしいことも、
みんな人生のおまけだよ。

Wednesday, November 19, 2014

たとえばどうにかしてあなたの中に入っていって、その目から私を覗いたら。

あなたの見ているものが私にも見えたらいいのに。


でも写真越しにぽーっと見て、

あぁ、何もないところに行きたいなぁ  なんて思いました。

誰もいなくて、何もないところ。

あぁ、きっと東京じゃあ難しいんだろうなぁ。


サティの曲を聴きました。

淡々としているところが、良いですね。

でも「グノシエンヌ第1番」は、あまり私の心にぴたっとくっつく弾き方ではなかったので、もう一枚別のCDを借りてみたいと思います。



+++


昨日の日記を読むと、

ほかの記事との落差が激しいなと思いましたが、

わたしからしたら特段珍しいことではなく、いろんなことをいろんな調子で書いているので、そのうちの一つということです。



でも、

あぁ、忘れていた。

あの日から、どんなに嬉しいことがあっても、どんなにかなしいことがあっても、全部人生のおまけだって思うことにしてたんだ。

そうしたら、こんなのへっちゃらだ。

そうだ。そうやって生きていかなきゃ。
サヴァイヴしていかなきゃ。

それが私の人生なんだから。

Tuesday, November 18, 2014

あぁぁ。

このときの日記に似たような気持ち。

に,今なっている。


とてもぐちゃぐちゃしていて,

収拾がつかない。

それでも自己治癒力をなんとか使おうとして,

おさめたくて,この日記を書いているの。



自業自得ということばがきっとぴったりなのだと思うけど,
それじゃあ救いようがなくて八方塞がりになるから,やめとく。



いつも

いつでもそうだった。


はっきりさせない。

陰影のように,あいまいにさせてきたからぐつぐつ煮てこられた。

ここから光だよ,

ここから影だよ, ってやろうとすると,

いつでも電気が消えた。

少し懐中電灯をつけようとすると,

今度は全部の明かりがついた。

そうして

あいまいにさせてきたから,ぐつぐつ煮てこられた。



それが手法だったのに

全部ついたり全部消えたりするたびに

勝手にかなしくなっている。

勝手に心がかき乱されている。

ばかみたい。

ばっかみたい。

いつでもそうだったのに。


だからあたし,こんななのに。

自分で煮込んだスープのなべに

自分から落っこちちゃうのに。

ほんとはそうしたくないのに。

でもそうせざるを得ない何かがあるんだよ。

行動にはいつでも原因があるから,

その原因に沿った行動があるから,

だからこんな結果になるのに。

わかってるのにやめられないなら

それはもう中毒だ。

一生に近い,一生に近いところで抜くことができない毒。

自分で落ちておきながら

くるしいくるしいと言って泣いている。


でも誰も助けてくれない。

助けを望んじゃいけない。

自分で立ち上がるしかない。

自分で抜くしかない。

だって自分で打った毒なんだから。


だからこうしてもがいてる

あたしを 

どうかそのままにしておいてください。

自分でどうにかするから,

ひとりでなべをどうにかするから,

誰も火を消したり,薪をくべたり,

助けようとしないでください。

どうかそっとしておいてください。

おかしくて たまらないかもしれないけれど。


自分で抜くしかない。

そうやって生きてきたし,

そうやって生きていくから。

No Title

アイスは安定剤だし、

松たか子は心のオロナインだけど、

思っているひとからの連絡以上の麻薬はないよね。


2014秋。りかこ。

Monday, November 17, 2014

Real Time

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冬だから

RURUTIAの歌の季節だね。

こぼしてもこぼしても、

水が大地を這っても

あなたに辿り着かないと思うと

こんなに虚しいことはあるのだろうかと思います。

ただでさえ、0を生産してるのに。

ただでさえ、1を生めないというのに。



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Real Time

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まずい。

完全に迷子だ。

今日あんなことを聞いてしまったから、

とても動揺している。                              


迷子だ。
心がさまよっている。
迷子だ。
インソムニア。

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Sunday, November 16, 2014

SHIBUYA TSUTAYAよありがとう。

日本で一番レンタル作品数を多く有しているTSUTAYA、それは...







SHI·BU·YA !!!(らしいよ)








今日は渋谷でおべんきょー会があったので、集合前に行ってきました。

今回はぜーんぶインストゥルメンタル。
地区大会や県大会で使われててピピっときた曲を借りてきました。

あとはドラマのサントラとか。

通勤時なんかにじっくり聴こう。


+++


ちなみに私はマックス·ヒリターが好きです。

これは2013年に観た風琴工房の「国語の時間」で使われてました。
あまりにも気になる曲だったので,家に帰ってからカンパニーさんにメールで問い合わせてしまいました。
丁寧に教えてくださり、とてもありがたかったです。

劇中で聴いてたときは気づかなかったけど,実はヴィヴァルディの「四季」でした。
でもアレンジとか力強さが...たまらんのですよ。
私は「Summer 3」が好きです。劇中で使われていたのもあって。
いつか使いたい...。お芝居の予定があるなら...。笑




この動画だと、10:36からがとても好き...。

Saturday, November 15, 2014

win-winのかんけい

昨日は中高の後輩の子と、やきにくたらふくたべてきました。(何かのジュモンのようだ…)

そのなかで、win-winという話をしました。

たとえば、「俺はデートというものをしたい。だから君を誘う」というひとと、
「きゃ!○○さんが私をデートに誘ってくれた!」というひとでは、
手段と目的が明らかに違うじゃないですか。
結果としてはデートなのだけど、ふたを開けると相手に対する気持ちは全く別物じゃないですか。

それはきっと、win-winじゃない。
「俺」の方が『会いたいからデートする』になるか、
「私」の方が『デートしたいらしいからつきあってあげよう』になるかじゃないと、win-winになれない。

win-loseでもいいって割りきる覚悟があるなら、それはそれでいい。

でもそれでさびしくなったり虚しくなるんだったら、その関係はやめたほうがいい。

お互いwin-winを目指そうって話を、
そんな話をしました。

TOKYO砂漠を生き抜くために。





わたしもwin-winでいたい。
相手もそうであってほしい。

Thursday, November 13, 2014

携帯こそ生きてきた証

昨日ドコモメールをアップデートしたら、スマホ本体のメールもクラウドに上げることができるということがわかりました。

そうとわかれば!
久々に前のスマホに電源を入れ→SDカードにコピーして→クラウドにコピー!

前の機種は2年前の秋から今年の春までおつきあいしてたので、その分はクラウドに保存することができました。

あんしんあんしん。

ほんとうは高校生くらいのときのから、
ほんとうに取っておきたいものを上げられたら良いのだけど、
昔のSDカードは家のどこかにさ迷っているのでできずにいるの…。
(捨ててはない!からあるはず!)

あとGmailにバックアップできたらと思ってて、時間のあるときにthunderbird経由でやりたいなーと思っているところ。
かなり労力いるから、本当にまとまった時間がないとだめなんだけど。



自分のサイトやブログのデータも、2003年からほぼ全部取ってあるのも、我ながらすごいと思います。

その反面、捨てるに捨てられないものばかりで、両手がふさがって突っ立ってるだけな気もしてしまうけど、
それでいいと今は思ってます。今はね。

Tuesday, November 11, 2014

Real Time

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痛い。だるい。

同時にぽっかりと安堵。

スプリッティング。いつでもふたつがとなりあわせ。



ぽっかりと、安堵。 


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Sunday, November 9, 2014

学科の記念ぱーりーに行ってきた。の巻。

今日は,大学の学科創立○○周年記念の講演会&ぱーりーに行ってきました。

あぁぁぁぁ,楽しかった。

久しぶりにお会いできた先生が大勢いらして,ちゃんと就職できました報告ができたり,

久しぶりに会った友達とわちゃわちゃお話できたり,先輩に学部生のときみたいにいじられたり!


はー。やっぱり,今心理学の庭にいるけど,私の原点はこっちなのだわ。

初心に戻れた気がします。


すごーくすごーく,充実した時間だったな。



行きの電車で思ったのだけど,大学院のときの学びや実習がマスカラやチークのようなポイントメイクだったとしたら,

学部のときの学びは,下地やベースメイクだと思うんです。

そこがちゃんとなってないと,いくらきれいなアイシャドウを塗ったってきれいに発色しない。


東京で生きる基盤を作ってくれたのも,学部にいたあの5年という時間だったんだろうなぁ。


明日からも,がんばろう。そう思えた日でした。

Saturday, November 8, 2014

ひきこもってしまった今日この頃。

フィギュアの中国杯観ました。

羽生くん,すごかったね…。

よくもわるくも,まっすぐにしか生きられないひとなんだろうなぁ。


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メールが,こないよ!

おつかれなのかな。

特に連絡来なくてもいいのかな。


そんなひとがたくさんいて,今日は誰とも連絡とってないけど,


とにかく今は金欠で,自分のおかね稼げなさに落胆しています。

落胆して落胆して,昨日はついに親に電話してしまいました。ただ話を聞いてほしくて。


昔バイト先のひとから,「おかねのあるなしは精神に影響を及ぼすよ」と言われていたけど,

それを思い出します。


やっぱり将来は都営の団地にひとりで住むんだーっ!
そして「おにぎりがたべたい」と書き残して孤独死するんだーっ!うわぁぁぁん!!!


…はー(;_;)

生き延びたい…。

Friday, November 7, 2014

Real Time

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間に合ったーーーーー。

ひとまずこれで一安心…。 できる,かな?? 


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Thursday, November 6, 2014

県大会に行ってきた!2014 ~12校全部観たから,勝手に○○賞!~

中信地区大会に引き続き,長野県大会にも行って参りました。
(ちなみに中信地区の総括はこちら。)

本当にがっつり観てしまった…。おしりが痛かったよ…。

私が初めて県大会に足を運んだのは2003年なのだけど,今回初めて全ての作品をぶっ通しで観ました!参加校には絶対できないことです。大人の特権です。笑






12校全部観た,ということは…?






審査員ごっこができるんじゃ…???





(*゜∇゜*)☆





ということで!


カサハラリカさん的,勝手に○○賞を発表します!じゃじゃん!!!笑




◇最優秀作品賞
松川高校演劇部『べいべー』

→文句なし。高校演劇であろうが何であろうが,「創作だから評価される」というよりも,やっぱり緞帳が上がって60分経ったときに私達がどう感じているかが大切なんじゃないかと思います。
多くを語るより,とにかく可能な限りみなさん観てください…。本気で悔しくなるから。あと本気でお芝居やりたくなるから。


◇優秀作品賞
長野東高校演劇部『銀河鉄道の夜~吉里吉里国ものがたり~』
茅野高校演劇部『夜長姫と耳男』

→長野東:とっても純度の高い作品。“高校生らしい”という言葉は,私はあまり好きではないけど,高校生じゃないとできない作品ってこういうものなんだと思います。場転も含めて,流れるように展開していく世界が美しいです。
茅野:キャストひとりひとりに力があって,美しい狂気に溢れてます。怖いのに次が気になってしまう,そんな中毒性がある作品。舞台装置・衣装・音響・照明など含めて,トータルの完成度が高い。総合芸術って,こういう作品のことを言うのだと思います。


◇最優秀男優賞
茅野高校演劇部『夜長姫と耳男』耳男役の方

→彼一択。12校中,キャストが女子のみの学校が5校ということもありますが,彼です。
反発が興味を誘い,憎しみが愛のような感情にすり替わっていく様が見えました。タッパもあって素敵!


◇最優秀女優賞
木曽青峰高校演劇部『砂漠の情熱』雌豹/エレーヌ/アラブ兵士2役の方

→豹のノンバーバルなところから滲み出てくる感情,エレーヌの言葉から見える感情…いろんな引き出しを持っている方で,ずっと見ていたくなります。あと声が良いんです。軽やかに演じられるところが本当に魅力。


◇脚本賞
木曽青峰高校演劇部『砂漠の情熱』

→カサハラさんはプロセスを大事にするニンゲンなので。力動を見たいので。そしてポエマーなので。「あなた」と「わたし」という,人間関係の基本的なところを扱えるホン。そしてやる人によって仕上がりが全く変わりそう。いろんな調理方法を観てみたいなと思わせてくれる作品です。


◇演出賞
松川高校高校演劇部

→「脚本を使って自分達を表現する手段を知っているな」…と感じさせてくれました。効果的な自分達の見せ方を知っている!全く過剰じゃないのに,きちんと狙っているあたりは本当に力を感じます。


◇音楽賞
茅野高校演劇部

→音源と現物の楽器を効果的に使ってました。音源の曲も,世界観を表すのに良いものを選ばれているなーという印象。あと音響で笑いが取れるのもすごい。


◇視覚効果賞
長野東高校演劇部

→駅のホーム,川などの舞台装置に加え,ホリゾントの使い方や暗転時の青ランタン(?)が非常に効果的。脚本の美しさをより一層引き立てていたなぁと感じます。


◇衣裳デザイン賞
茅野高校演劇部

→姫の衣装が特に良かった。洋物を合わせても全然気にならないし,スカートでボリュームアップしているのも成功しているなと思いました。耳男と色が相対的なのも,お互い映えてて良かったです。


◇舞台美術賞
松本美須々ヶ丘高校演劇部

→あの舞台空間だけで物語が完結しているから効果的。ドアノブがちゃがちゃのドアが高校演劇には多いですが,登場人物の特性に合わせた造りのドアになっているのも好印象。壁紙や椅子からお屋敷感がきちんと伝わってきます。


◇ベストカンパニー賞
上田千曲高校演劇班

→素のみなさんはきっとこうなんだろうなという,完全想像の世界の賞です。
でも,作品から滲み出てきました。



+++


はぁ~。悩んだりそうでもなかったり…。

なんだか偏っちゃって,すみません。でも良いものは良いと言わないと。
もっと挙げたい学校はありましたが,一番良いものだけ選びました。

今回は参加校が多かったですよね。
全国大会に行った松川は初戦(?)が県だったりして。
非常に充実した時間を過ごせました…。


中には,「県大会より地区大会の方がレベル高いじゃん」と思った方もいる…んでしょうか?
私ももしかしたら現役のとき思ってたかもなぁ。でもそれは,地区大会どまりのひがみです。自分が当事者だから,余計そう思うだけです(と,思うことにする)。

選ばれなかったことに理由はなくても,選ばれるにはきちんと理由があると,最近改めて思います。
就職試験とか受けると,そう思います。

“レベル”という言葉が合うのかはわからないけど,それでも地域格差というか,文化差は感じたかもしれないなぁ。
私は大学生~院生のときに東京の公共劇場でバイトをしてましたが,地域の小学生が観る芸術鑑賞の作品の質が高すぎて驚きました。そこの劇場が作った作品なんですけど。芸術鑑賞用に作った作品じゃなくて,劇場の主催公演を芸術鑑賞で観てもらってる感じ。松本で言うところの,(かつての)TCアルプの作品を,普通に小学生が観る感じ。
そういう資源が身近にあるところとないところでは,やっぱりちょっと違うだろうなと思う訳です。普段からばしばし生で観てたら,そりゃもう刺激的だし,自分達がお芝居をつくるときに影響はあるよね。

あと,どこに誰が配属されるかって結構大きいんだろうなーと思います。顧問の先生の話です。
(かつての)中信地区は,深志に小川幸司先生,田川に日下部英司先生,美須々に高野憲児先生がいらして,私の高校では「3G」なんて呼ばれてたものです。お三方ともライバルで,バチバチしてました。たぶん。笑
でも,いくら指導に熱心な先生でも,例えば同じ学校に集中しちゃったらどなたかは引かなければならないし,演劇部がない学校に行くかもしれないし。異動されたからこそ上の大会に行けた先生もいらっしゃるし。力が発揮できる環境とタイミングって,きっとあるんだと思います。
そもそも部活をやるために異動するんじゃないし。必要な教科の先生の数に応じて動くんだし。大人の事情ってたいへん…。


あぁー。最後らへんは話が脱線しちゃいましたが,県大会,とっても楽しかったです。
地区はお客さんが少なくて悪目立ちしてしまったと激しく反省していますが,今回はまだひっそりできた方だと思ってます。うん。

そしてここまで来たら関東も行きたいので,どなたか私に千曲への派遣要請を出してください…!
お願いします。こんなのでよろしければ,いくらでも感想書きます。笑

改めて,充実した時間をありがとうございました。
そして出場&運営に携わったみなさま,お疲れ様でした。

県大会の会場・ホクト文化ホールの紅葉。きれいだったー。

Sunday, November 2, 2014

小川先生とわたし。




「当時,長野県中の演劇部の顧問が,君が書く文章を楽しみにしていたんだよ。」



「舞台の感想を書いているひとは他にもいたけど,君のが一番良かった。」







こんな嬉しい言葉が,他にあるだろうか。




昨日と今日,長野県の高校演劇の県大会に行ってきました。自分が高3の時に行ってというか出場して以来なので,実に8年ぶりです。
当時も会場は長野県民文化会館で,泊まったホテルや寄ったコンビニなどを見かけ,懐かしく思いました。

社会人になってまで行ってしまった最大の理由は,以前から書いているように屋代高校を観るためでした。

屋代高校の演目は『南京の早春賦』。2003年に松本深志がやっているのを観ました。
その作者である小川先生から昨日いただいた言葉が,↑のものです。


このブログはもともと,ホームページとしてスタートしました。2003年の話です。
家でようやくインターネットというものができるようになり,プロバイダの無料の枠で作成できたので時代の波に乗って,とりあえずホームページのアカウント,URLを取得しました。

何の発信情報も持ち合わせていない中学2年生の私ができることといえば,1年生のときから観ていた高校演劇の感想を書くことくらいでした。
ので,日々の日記とお芝居の感想のホームページ,「papillon」をつくりました。
時代の波だったので,あと掲示板とかもつけました。cgiの風が吹いていました。

身元はこわいので明かしていませんでしたが,多分バレました。中2のときに行った中信地区大会で提出した感想用紙に本名を書いてしまい,同じ内容をそっくりそのままpapillonに上げてしまったので,多分バレました。

いつだったか忘れてしまったけど,中3のときには直接「カサハラさんですよね,ホームページ拝見しています」と高校の先生に言われたり(それが後の顧問),掲示板に「あなたの感想が聞きたかった」と書き込んでくださったり,メールアドレスを公開していたのでメールが来たりと,ほんの数名の高校の先生と直接やりとりがありました。

当時の私は中学校のレベルと自分の力のギャップに疲れ,学校を休みがちでした。
担任の先生も好きじゃなかったし,演劇部も著作権を守らない顧問が許せなくて途中で退部しました。お先真っ暗な状態。

学校を休む頻度が上がるにつれ,ホームページの更新率も上がり(あれれ),中3の12月とかは,ホームページの訪問数がすんごいことになっていたのを覚えています。今思うと,直接関わりはしなくても,いろいろな高校の先生が見てくださっていたのだと思います。

小川先生も,そのおひとりでした。

当時の深志は『南京の早春賦』で地区から県大会へ進み,関東大会出場が決まっていました。
クリスマス公演として上演するから,観に来てほしいと直接お誘いがあり,平日の夕方,学校から帰ってから一人深志に潜入するという,中学生にはドキドキなミッションを潜り抜け,間近で観劇させていただきました。
終演後お話もさせていただき,血のりがどこで仕込まれるかを図々しく伺いました(笑)。とても気さくな先生でした。

残念ながら私は国語以外は深志レベルのアタマがなかったので,もともとの第一志望の高校に進みました。

高校進学後は“ライバル”になったので,あまり直接お話したり連絡を取る機会がありませんでしたが,私が1年の時の自主公演に,わざわざ足を運んでくださったことを覚えています。
演目にちなんで,“二十世紀の愛人 リカさんへ”というカードつきの花束までいただきました。
私が一般の方向けの公演で役者をやったのはそれが最後だったので,本当に素敵な思い出になりました。



部活が忙しくなり,生活を変わっていき,あまりホームページには手をかけられなくなり,卒業。

それから8年経って,こんな日が来るなんて。



屋代高校の『南京の早春賦』は,県大会初日のトップバッターで,何時開場かがわからなかったので,かなり早く到着してしまいました。
周りは高校生だらけ。黒っぽい服装のひとだらけ。
私,かなり浮いている…。助けて…。
と思っていたら,小川先生がふと私の少し先を横切っていかれたのです!
(まさか!)と思いましたが,演目が演目なのでまさかがありえるかもしれない!でも自信がないので,ちょこっと尾行しました。(ほんとに,20歩くらいだけ。)
でで,確信したので勇気を絞り出し,「失礼ですが,小川先生ですか?」と声をかけさせてもらったんです。
こちらを見る小川先生。そして気づかれたようで,「あ,○○高校の!」
と,本名でもハンドルネームでもなく,学校名で思い出してくださいました。名乗ったら,「あぁ~」って。

しかしリカさん,中3や高校のときはめがねかけてたんですよ。今はコンタクト。
それでもわかってくださるなんて。
本当に本当に嬉しかったです。


そして冒頭のことばを頂いたとき,アイデンティティを再認できたというか,あのとき私のホームページを見ていたさまざまな高校の先生は,同時に私を見守っていてくださったんだなぁということを改めて感じました。
ほんっとーに,中3の秋冬は中学校不審だったし,人生の先が見えなくて毎晩毎晩泣いていたから。

見つけてくださって,ありがとうございました。



今は,mixiに始まりTwitterやらfacebookやらLINEやら,いろんなSNSで情報や気持ちをやりとりできる時代ですが,一部のひとにしか伝わらなかったり文字数に限りがあったり,多くのひとがいつでも気軽に見られる媒体を扱うひとって,減ってるような気がします。
それが悪いわけではないけど,出会える可能性は小さくなったのかもしれない。匿名だからバンバン言えたものも,本名を出さなきゃいけなくなったりして,情報を制限するようになったのかもしれない。

やましいことがあるわけでも,見られてまずいものがあるわけでもないけど,私はこっそりが好き。
どこの誰だかわからないくらいでちょうどいい。
だからブログを続けます。



それにしても,改めて自分の中高の時の感想なり,日記なりを読み返すと,どストレートでキラキラしてて,まぶしいです。自分で言うのもあれですが。

そして思うのです。あれは中学生が書いていたから価値があったのかもしれない,と。

高校に入れば所属がつくので,その所属フィルターを通してでないと書けなくなってしまう。
高校を出ても,やっぱりそういう見方が残ってしまう。

だから,私は中学生の自分には勝てない。あのときあの年齢だったから書けたものだ。
そう思うと感傷的になってしまうしこの先明るい未来がないように思えてしまうけど,
そのときその年齢で出会ったその作品と向き合っていくようにしたい。そう思います。


では,かんげきの続きを書こう。

中学生の頃つけていた,感想のノート。字が中学生ですね。今もあまりうまくないけど。